神戸のSELECT WATCH SHOP 「THE-WATCH911(ウォッチ911)」ブランド腕時計買取強化中!

2021年1月のアンティーク時計の買取実績とご紹介

  • 2021.02.07

皆さん、こんにちは。
神戸の機械式腕時計専門店「ウォッチ911」の春名です。

今回は、

1月にお買取りさせていただいたアンティークウォッチをピックアップしてご紹介です

2021年1月のアンティークウォッチの買取数

2021年1月中の、アンティークウォッチのお買取り数は、

合計で42点でした。有難うございます!

このコロナ禍において、さらには「緊急事態宣言」も伴って、
実店舗へ直接足を運んでいただく方は、やはりかなり減ってしまった印象です。

そんな中でも、店頭へお越しいただきました方・宅配などでお送りいただきました方へ、改めて感謝申し上げます。

ヴァシュロン・コンスタンタンの名機のお買取り

ヴァシュロン・コンスタンタン

まずはこちら!
美しい名品を、1月の末にお買取りさせていただきました。

まずは目を引く、この「ティアドロップ」と呼ばれる、涙のような見事なラグ!

スッと伸びた長針短針、クサビ形と、ローマン数字のインデックスは見事なRGの植字で、全てにおいて丁寧な仕上げが施されています。

Cal.458/3B

文字盤は経年なりのヤケ等が見られますが、これも味として。

たとえば、、ダメージデニムなどに合わせて着けられると、最高にこなれ感も出そうで、想像しただけで鳥肌物です。(笑)

グランドセイコーのキャップゴールドをお買取り

グランドセイコーの6146

1968年に登場する、国産腕時計では初の10振動自動巻ムーブメントを搭載する「61グランドセイコー」をお売りいただきました。

自動巻グランドセイコーとしては二代目にあたります。
秒針規正装置や日付の早送り機能のほか、新たに手巻機能が付加されているなど、1960年代製造の腕時計の中では完成度の高さ伺える名品ですね。

当時の仕上げも残るオメガのデビルをお買取り

オメガのデビル

まだ当時のケース仕上げなどが垣間見える、外装状態の良い「オメガ」のデビルをお売りいただきました。

ムーブメントは、貴重な初期のクオーツCAL.1342を搭載しています。

オメガのデビル

当時としてはコストのかかったムーブメントで、運針は竜頭の中央にあるプッシュボタンを使用(楊枝などで)します。
秒針停止はボタンを普通に押し込むと停止します。

真ん丸ケースが美しい、オメガのレディースをお買取り

オメガのレディース

ケースはK18製、美しい小ぶりのYGケースが素敵なオメガのレディース手巻きをお売りいただきました。

ムーブメントこそ、特に目立った特徴はありませんが、
この美しいドットの植字のインデックス、厚めのプラスチック風防も良い感じです。

国産初のダイバーオリエントの21ダイバーをお買取り

オリエントのダイバー21

オリエントの21ダイバー、カレンダーオート T-19755です!

こちらは、関東方面のお客様より宅配にてお送りいただいたものなのですが、
届いて開封した瞬間、思わず「うぉっ!」と唸ってしまうほど、本物に巡り合えた瞬間は感動的でした。(笑)

こちらは、1964年発売されたオリエントのダイバーズウォッチファーストモデルで、
セイコーから発売されたダイバーウォッチは1965年になりますので、国産ダイバーズとしては初のモデルとなる、激レアモデルです。

なお、オリエントのダイバーズというとキングダイバーが有名ですが、キングダイバー発売前に短期間製造されていた外回転ベゼルモデルなのです。

ロンジンの輝くファイブスター、アドミラルのお買取り

アドミラル

1960年代後半のロンジンのアドミラルを、店頭でお売りいただきました。

12時位置にはお馴染みのブランドロゴである『有翼の砂時計』、6時位置にはペットネームの「ファイブスター」を表す「5つの星」のアップライトが燦然と輝いています。

余談ですが、
の時代は、搭載ムーブメントのクオリティを「星の数で表示していた」習慣があったそうで、
今回のモデルにもある通り、この「5つ星」は最高評価であるという、堂々たるものなのです。

きちんと動作はしていたものの、裏蓋にはちょっと”写真には写せない個人情報”の刻印が入っておりまして(汗
少し査定額は下がってしまいました。。

オールドインターの魚竜頭が素敵な8531

オールドインター、8531

まだまだ数は比較的多い、オールドインター(IWC)のCal.8531です。

cal.8531

搭載されている自社ムーブメントのcal.8531は、ペラトン式構造により巻き上げ効率が優れており、カレンダーがダイヤル内側寄りに配されている為、3時インデックスに干渉することなく綺麗なデザインを保持しています。

ケース内やムーブメントの一部に錆があり、これはもうOHを至急行わないといけない状態でした。

まとめ

コロナ禍ではありますが、2021年の初月も、なかなか素晴らしい名品たちに出会うことができました。

これからはすべてオーバーホールなどのメンテナンスを行わなければ、販売するには色々とコンディションが良くない個体もありますので(竜頭が抜けてしまう、など、まだまだ当HPには掲載されません。

腕時計の買取やお相談は、ウォッチ911まで、よろしくお願いいたします。

https://the-watch911.net/takuhaiwatch-buy/

それでは。