2021年2月の腕時計の買取実績とそのご紹介
- 2021.03.01
皆さん、こんにちは。
神戸の機械式腕時計専門店「ウォッチ911」の春名です。
今回は、
2月にお買取りさせていただいた、選りすぐりの腕時計をピックアップしてご紹介です
2021年2月の腕時計の買取数
2021年2月中の、腕時計のお買取り数は、
合計で38点でした。有難うございます!
2月後半は少し暖かくなったとはいえ「緊急事態宣言」も末まで続き、
実店舗へ直接足を運んでいただく方は、1月同様に減ってしまった印象です。
今月も、面白い・楽しい機構が備わったものや、美しいデザインのものなど、多彩な腕時計をお売りいただきました。
ヴィンセント・カラブレーゼのからくり腕時計「モナリザ」をお買取
まずはこちら!
なんだこれは!?6時位置に何か怪しい女性の絵が描かれているやん!
と、誰もが思うであろうこの腕時計。
こちらは、独立時計師「VINCENT CALABRES ヴィンセント・カラブレーゼ」氏の作品、 Mona Lisa「モナリザ」で、
大人も子供も喜ぶ、少しエッチな仕掛けが備わった腕時計なのです。(笑)
ちなみに「ヴィンセント・カラブレーゼ氏」は、イタリアのナポリ出身の時計師でして、
独立時計師アカデミーの設立メンバーの一人で、初代会長を務めた偉い方なのです。
あのコルムの『ゴールデン・ブリッジ』のプロトタイプを制作したことで有名ですね。
実はこの腕時計は、当店のYouTubeチャンネル「ウォッチ911ちゃんねる」にて、詳しくご紹介しておりますので、気になった方はぜひご覧ください(^^)/
車に装着できる腕時計、ティソのアルピーヌをお買取り
TISSOT(ティソ)より、名車アルピーヌとのコラボモデルの「アルピーヌ オンボード オートマティック」です。
“オン ボード ウオッチ”というコンセプトを継承しているこの腕時計、
腕時計の状態からケースを外して、なんと「アルピーヌ」のダッシュボードのマルチメディアスクリーン用フレームに取り付けることができます!(実際の総画画像はネットで検索してみてください)
こんな感じで取り外しが!
ドライバーは運転中も腕元に視線を落とすことなく時間を確認できる、とのことですが、
自動巻きなので、運転中にもし時計が止まってしまうと、運転にも支障がでるのでは・・と思った私kazukiでした。(;’∀’)
銀座の街をイメージした、グランドセイコーをお買取り
2020年に発売された、銀座限定250本のレアなスプリングドライブモデル・SBNGA425をお売りいただきました!
この「夜の銀座の街をイメージした」テクスチャーダイヤルが、まずはやっぱり目を惹きますね!
針やインデックスの「セイコーデザイン」のハーモニーはもうため息モノです。。
レンガ色のパワーリザーブ表示も光沢感があり、さらにインナーリングとインデックスのローズゴールドカラーが絶妙にダイヤルにマッチしています。
売却時は、付属品もすべて揃っている「完品」でありまして、高価買取をさせていただきました(^^)
貴重なロレックスのサブマリーナ・5513/0をお買取り
最近では見かけなくなった4桁スポーツモデル、ロレックス サブマリーナ(Ref.5513)をお売りいただきました。
現行のサブマリーナでは決して味わえない、アナログ時代の温もりを感じる、枠無し夜光インデックスにマッドブラックダイアル、こんもり盛りあがったドーム風防が特徴のビンテージモデルですね。
このデイト無しノンクロ・サブマリーナは、基本的なモデルチェンジを行わず、一貫して作り続けられたロングセラーなのです。
ちなみにこの5513は、「どれだけ当時のオリジナルが保たれているか」によって価格差が大きく、買取価格も数十万円以上の幅がありますので、
箱や保証書の揃った今回の個体は、なかなかの良い値でお買取りです!
タグホイヤーのアイルトンセナモデルをお買取り
タグ・ホイヤー 「フォーミュラ1 キャリバー16 クロノグラフ アイルトン・セナ スペシャルエディション」というかなり長いモデル名の腕時計ですが(笑)
タグホイヤー×F1の歴史は長く、
その中でも、他の追随を許さない圧倒的な実力でモータースポーツ界に君臨し、1988年よりタグ・ホイヤーのアンバサダーを務めた伝説のドライバー「アイルトン・セナ」へ敬意を表したモデルがこちらです。
バックルや、レザーストラップもご覧の通りの綺麗さです。
まだ2021年(今年!)に購入されたばかりの時計で、試着程度という極上コンディションでのお買取りでした(^^)
ボールウォッチのGMTウォッチをお買取り
アメリカ発の高級腕時計ブランド「ボールウォッチ」の、トレインマスター・GMTです。
タフさと機能性に優れていて高品質でありながら、同レベルの他の高級ブランドと比べて手の届きやすい価格が魅力の腕時計メーカーなのですが、まだまだ国内では認知度が微妙なのが少々残念かも知れません。。
文字盤や針には、自発光マイクロガスライトを備えているため、暗い場所でも視認性をしっかりと確保できるのもポイント!
なのですがこれ、経年によってどんどん光らなくなります(笑)
もちろん夜光はメーカー交換になるらしく、なかなか費用も高いとのウワサですが、どうなのでしょうか。
まとめ
2021年の2月も、バラエティーに富んだ、ウォッチ911らしい!?素晴らしい名品たちに出会うことができました。
もちろん取り上げていない腕時計も沢山あり、
今月は、レアな限定モデルや面白い機構の腕時計が多かった印象です。
いつも当店をご利用いただき、有難うございます。
今後とも、腕時計の買取やお相談は「ウォッチ911」まで、よろしくお願いいたします。
https://the-watch911.net/takuhaiwatch-buy/
それでは。
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