モバードの懐中時計をお買取

皆さん、こんにちは。

ウォッチ911の藤田です。

本日は、

アンティーク時計のメーカーの中で「ムーブメントのデパート」と呼ばれていた名門時計ブランド「MOVADO – モバード」の懐中時計をお買取いたしましたので、ご紹介です。

スイスの名門、モバード/MOVADO

ラテン語で「たゆまぬ前進」を表す「モバード（MOVADO）」は、スイスの名門マニュファクチュールの一つです。

今ではアメリカ資本になってしまいましたが、「ミュージアムウォッチ」のようなブランドアイコンや、その流れをくむ新作モデルを送り続けており、洗練されたデザインや細部の作り込みに、往年の名門の息吹を感じ取ることができます。

例えば、おじいちゃんが大切にしていた、よくわからない時計がお家に眠っているかもしれません。

古ぼけた文字盤に「MOVADO」のロゴが確認できたならば、ひょっとするとひょっとするかも。

今回お買取のモバードの懐中時計

ということで、

「自宅に長い間眠っていた」という、

この時計をお売り頂いたお客様からのお話。

今回の懐中時計モバードをご紹介です。

サテン仕上げのような珍しいシルバーダイヤルに、大き目のラウンドケース。
シルバー製の喜平チェーンが当時を思わせるモデルです。

ダイヤルは、アップライトのゴールドカラーで、長針・短針も同じくゴールドです。

スモールセコンド仕様は、この時代の懐中時計には必ずといって良いほどのものですね。

4姿勢調整の15石高級ムーブメント

裏蓋を開けてみました。

ムーブメントは、モバード独特のブリッジ形状で全面にペラルージュ模様が施され、
3番4番ガンギ車の石はゴールドシャトンをネジで留めるという古典的で手間の掛かった造りになっています。

さらにテンプは、15石4姿勢調整されています。

ムーブメントだけを見ると100年前の高級懐中時計仕様になっており、1900～20年代と推定されます。

懐中時計にも、そこそこ良い物には、それなりに手間の掛かったムーブメントが搭載されています。

このモバードも中級機以上のムーブメントが載っています。

この斜めからのアングルも、素敵です。

このムーブメントには、15石が使われており、4姿勢の調整がなされているという刻印です。

これからオーバーホールを行います。

お売り頂き、有難う御座います。

懐中時計も、ウォッチ911へ

こういった懐中時計のお買取も、ウォッチ911では行っておりますので、
価値が不明なアンティーク時計、懐中時計がありましたら、ウォッチ911までお問合せください。