壊れた腕時計、修理か買取りどちらが良いのか
- 2019.06.10
皆さん、こんにちは。
ウォッチ911の藤田です。
この記事をお読みの機械式腕時計好きの皆さん、
「動かない時計、ガラスの割れた時計、竜頭の取れた時計」など、そのままでは使えない「壊れた腕時計」はお持ちでしょうか。
どんなに丈夫でしっかり作られた腕時計でも、
長く使われていると、各部のパーツも当然劣化してきます。
また、不注意で時計をぶつけて壊してしまった!ということもあるかと思います。
と言いますのも、
「壊れたロレックスがあって、修理するか売るかを悩んでます」
度々お問合せをいただく中に、上記のような相談がよくありますので、
こちらについて、お話させて頂こうと思います。
機械式腕時計はいつかは必ず壊れる
ムーブメントも含めて、数百点にもおよぶ細かいパーツから出来ている、「機械式腕時計」。
そんな精密な作りの機械式腕時計ですので、どんなに大切に扱っていても、どんな高級メーカーの時計でも、
いつかは必ずどこかが壊れます。
また時計を使うのは我々人間ですので、
誤って落としてしまったりで破損させてしまうこともあるでしょう。
その壊れ方によって、壊れたまま売却してしまった方がいいのか、
または修理して使う方がいいのか、分かれます。
よくある破損箇所と、売るか直すか
では、
機械式腕時計を普段使っている上で、よくある破損箇所とともに、
売った方がいいのか、直して使った方がいいのか、解説していきます。
竜頭抜け・竜頭取れ
特にアンティーク時計など、古い年代の時計をお使いいただいていると、「リューズ」だけが取れて外れてしまうことがあります。
リューズを巻いていると外れてしまったり、前触れなく、気が付いたらリューズが無くなっていたり。
実は、リューズ自体は、時計がリューズで巻き上げられる時代になった100年以上前から、交換される「消耗品」という位置づけの部品です。
そのため、その時計のリューズを交換するために、それ時計が製造された以降も、その時計メーカーの在庫や、部品メーカーから数多くの交換用のリューズが製造されています。
特殊な作りをしたリューズでない限りは、簡単に交換が可能です。
ただし、一部のレアモデルや、ロレックス・オーデマピゲなどの高級機械式時計メーカーの竜頭は、
取り寄せに時間がかかったり、費用も少し高くなります。
竜頭が抜けてしまった・取れてしまったという場合、
そのまま買取になるともちろん竜頭破損分がマイナス査定になりますが、
その時計が高級モデルであればあるほど、マイナス査定額が大きいため、修理費用の方がお得と感じる場合が多く、修理して自分で使うor修理後に売る方がお得と思います。
ガラス割れ・ガラス取れ
腕時計の前面についている透明な部品である風防(ガラス)は、針や文字盤、カレンダー表示機能を保護するためにあります。
もし、風防がなければ、水分や風などが直接文字盤部分にあたり、針や文字盤などが汚れたり、壊れたりするかもしれません。
風防にヒビが入った程度なら、針も文字盤も見られるので使用するうえでは問題ない、と思われるかもしれません。
しかし、ヒビから水分が内部に侵入する場合があり、ガラスが曇って見にくくなるのはまだ軽いほうで、水分がそのまま内部まで浸透します。
場合によっては内部の機械が壊れたり、針が錆びたり、文字盤が汚れたりなどの重大な故障に繋がる場合もあります。
風防が割れたり無くなってしまった場合、衝撃も加わっているので内部の機械やダイヤルにまで何か被害が起こっていることも多く、修理費用は高額になる場合があります。
この場合は、そのまま修理せずに売却してしまった方が、お得と思います。
ベルト破損
ステンレスや金無垢ベルトの破損も、長く使っているとよくある症状の1つです。
ベルトの破損は、その破損箇所や破損状況によって、修理費用は大きく違います。
たとえば、ベルトが破損したからといって、安易にすべてを新品に交換するのではなく、
破損の内容によっては、溶接や一部の部品交換だけで、安く済むこともあります。
その場合は、修理して自分で使うor修理後に売るのが良いと思います。
ベルトに曲がりや変形があったりと、破損箇所が大きなものですと、
その時計メーカーのベルトを新品交換しないといけませんので、ベルト分がマイナス査定になります。
針取れ・インデックス取れ
アンティーク時計においてはこの限りではありませんが、現在生産されているような時計は、そう簡単に針が外れることはありません。
針が絶対に外れないように何かしら物理的に固着させている・・というわけではなく、単純にはめ込んでいるだけなのですが、構造的にちょっとやそっとでは針・秒針は外れないようになっています。
ですが、「衝撃」や「振動」が加わると、針が外れてしまうケースも稀に起こるようです。
この場合の修理料金の目安として、おおよそ「2,000~5,000円ほど」で、修理時間は長くても1日あれば対応可能です。
オーバーホール等が必要なく、針を戻すだけの修理で大丈夫であれば、修理して自分で使うor修理後に売るのが良いです。
ウォッチ911では、修理費用と買取金額の両方を掲示
当店では、壊れた腕時計をお持ちの場合、
その時計の「修理した場合にかかる費用」と、「買取した場合の買取金額」の
両方を掲示させていただくことが可能です。
お気軽にお問合せください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
時計内部にまでおよぶような破損(衝撃が加わった、ガラスが割れたなど)は、
修理費用が高額になる場合があり、売却の方がお得になるケースが多く、
竜頭取れなどの軽いものは、修理して使われるか、修理後に売却される方が、お得になるケースが多いです。
ですが、
その破損状況もそれぞれ違いますので、上記はあくまでも当店の判断によります。
実際に破損した腕時計を見せて頂かなければ、判断を申し上げることは難しいです。
お読み頂き、有難う御座います。
それでは、また。
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