オールドインター(IWC)の買取価格と相場
- 2019.04.05
皆さん、こんにちは。
ウォッチ911の藤田です。
今回は、古いIWCの腕時計について、少し語っていきます。
オールドインターのモデル別買取相場
アンティーク時計の中でも人気の時計メーカー「IWC」。
古いIWCの時計は「オールドインター」とも呼ばれていますが、そんなオールドインターのモデル別買取価格と相場です。
ヨットクラブ(YACHT CLUB)
IWCを代表するモデルのヨットクラブ。
アンティークでは説明不要なくらいの傑作である、珠玉のオールドインターです。
ヨットクラブはモデル名の通りヨットマンの為に作られたモデルです。
搭載ムーブメントは、名機と言われるキャリバー8541を搭載しているものが多いです。
この「ヨットクラブ」には、写真のシルバーとブルー文字盤以外にもブラックなども存在しますが、
基本的に出回っているものは、ブルーとシルバー文字盤のモデルがほとんどです。
このモデルは、各パーツ(竜頭や針・ダイヤルなど)が純正品かどうか、さらにブレスレットも純正のゲイフレアー製のものであると、買取価格がアップします。
買取相場:50,000円(キズ多・社外パーツ有)~150,000円(美品・全て純正パーツ)
インジュニア(INGENEUR)
二重ケースにより磁気帯びからムーブメントを守る、特殊なケース構造が特徴のインジュニア。
こちらも、アンティークでは説明不要なくらいの傑作である、珠玉のオールドインターです。
ムーブメントは、メンテナンス性、巻上げ効率に優れたペラトン式巻上げ構造のcal.853や、耐久性、メンテナンス性の評価が高いペラトン式巻上げのcal.8531を搭載しているものが多いです。
このモデルは、ヨットクラブ以上に数も少なくレアモデルで、こちらも各パーツ(竜頭や針・ダイヤルなど)が純正品かどうか、さらにブレスレットも純正のものであると、買取価格がアップします。
買取相場:100,000円(キズ多・社外パーツ有)~450,000円(美品・全て純正パーツ)
キャリバー89搭載の手巻きモデル
手巻きのキャリバー89搭載のオールドインターは、ダイヤルやケースデザインのバラエティー豊富な品揃え、それとビンテージなのに飽きないデザイン性に優れたオールドインターの傑作です。
このキャリバー89を搭載した時計は、ケースサイズも34mmから36mmのものが多く、日本人の手首に馴染む仕様になっていて、女性でもまったく違和感はないと思います。
そんなCal.89搭載のオールドインターですが、数も多いので様々なコンディションのものが出回っております。
リダンではなく純正のダイヤルであることや、純正の箱まで揃っているとなかなかの買取価格になります。
買取相場:30,000円(キズ多・社外パーツ有)~130,000円(美品・全て純正パーツ)
ペラトン式自動巻き搭載のモデル
ペラトン式自動巻きキャリバーの中でも、8541というものは特に人気です。
このムーブメントは、時計愛好家のみならず、広く時計好きに好まれる銘品です。
ちなみに、これの派生機械Cal.8541Bは、IWC独自の巻上げ方式であるペラトン式の最晩期機械で、ハック機能と日付早送り機能が付加されています。
このムーブメントが搭載されたモデルは、多数のバリエーションがあり、そのケースデザインやダイヤルも様々で、経年によるダイヤルのヤケなども楽しめます。
なので、買取相場も幅広いです。
買取相場:30,000円(キズ・劣化が多い)~200,000円(金無垢モデルなど)
オールドインターのお買取は、ウォッチ911へ
オールドインターの売却をお考えの方へ。
当店では、多数のアンティークウォッチのお買取や販売の実績が御座います。
実店舗へのご来店、時計買取のお問合わせ等、お気軽にどうぞ。
アンティーク時計全般のお買取の流れはこちら。
査定においての大事なポイントなども明記しております!
それでは、また。
- 前の時計
アンティーク時計を売る前に知っておくべき3つのこと 2019.04.04
- 次の時計
アンティークセイコー(SEIKO)の買取価格と相場 2019.04.05