パネライ(PANERAI)のP.9000キャリバー
- 2019.03.26
みなさん、こんにちは。
今日は、オーナー藤田の私物時計の1つでもある、
「パネライ PAM00388 ラジオミール ブラックシール 3days」
この時計に搭載されている、パネライ自社開発キャリバーである
「P.9000」
こちらをじっくり眺めてみよう、というだけの記事です。
コーヒー片手に、ゆっくりと写真をご覧いただければうれしいです。
自社キャリバー「P.9000」のディテール
パネライは2005年以降、実に多くの自社製キャリバーを開発してきました。
このP.9000は、2009年に発表された自動巻きムーブメントです。
このムーブメントの見栄えは、お世辞にもあまり良くはありませんが、
(この後に出てくるムーブメントは、両持ちテンプになったり、ルビー周りもしっかりと面取りされていたりします)
パネライ第二の自社ムーブメントとして登場し、一般受けしやすいコストに下げた機種がこのP.9000系です。
コストを下げると言うとあまり良いイメージじゃないかもしれませんが、過剰なスペックがなく、考え方によっては一番信頼性のある、使いやすいムーブメントです。
P.9000ムーブメントとは
P.9000は、パネライ第二の自社ムーブメントとして登場しました。
P.2000系がどれも100万円以上するハイスペックの高額モデルだったので、一般受けしやすいコストに下げた機種がこのP.9000系です。
コストを下げると言うとあまり良いイメージではないかもしれませんが、よくよく見ると過剰なスペックがなく考え方によっては一番使いやすいムーブメントです。
特徴は、72時間のパワーリザーブを確保する2バレル、自動ラチェット機構によって両方向に回転しながらゼンマイを巻き上げるシングルピースローター、毎時振動4Hzの調整ネジ付きテンプ、日付表示、時報を用いて時計を秒単位まで正確に合わせることが可能なテンプ停止機能があげられます。
これの進化版、P9001やP9002はそこに0リセット、GMT、パワーリザーブ表示がついたものとなります。
45mmサイズは大きすぎる?
パネライは45mmサイズが通常のサイズと言っても良いほどですが、
実際に藤田のような細身の腕には、少々大きすぎる感があります、、
ですが、ワイヤーラグやこのデザインによって、時計の腕乗りもよく、装着感も安定しています。
なにより、かっこいい!!
それでは、また。
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