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【ゼニス】初期エルプリメロのポートロワイヤルVをチェック!

  • 2020.03.12

皆さん、お久しぶりです。
神戸の機械式腕時計専門店「ウォッチ911」の藤田です。

2020年、始まっての2回目の「時計コラム」となります。

今回は、タイトルにもあります通り、

「ゼニス」のポートロワイヤルVという腕時計をインプレ&ディテールチェックしていきたいと思います。

なお、この腕時計はウォッチ911のオーナーである「KAZUKI」の私物であります。

ゼニスのポートロワイヤルV

ゼニスのポートロワイヤル

オーナーKAZUKIのリストショットです。

私所有のポートロワイヤルVは、シルバーでもブラックでもなく、「ブラウン」カラーの少し珍しいモデルです。

ゼニスのポートロワイヤル

写真では分かりにくいかもしれませんが、サファイアクリスタルガラスには無反射コーティングが施されていますが、
私の手入れの仕方が雑だったのか(;’∀’)、6時あたりのガラスのコーティングが剥げているのはご愛嬌。(笑)

それにしても、美しい鏡面仕上げの針はもちろん、「ブラウン」と「シルバーの鏡面」以外の余計な色のないダイヤルですので、上品で美しいです。
針もダイヤルのふちに向かって、少々曲線を描いています。

ゼニスのポートロワイヤル

ケースの存在感にも負けない、大き目のバックルには、ゼニスのスターマークにZENITHロゴが入っています。

このモデル(時代)より、このように立体的なスターマークがバックルに入るようになり、現行のゼニスたちに見劣りしない?ほどの存在感が出ています。

ゼニスの初期エルプリメロ、Cal.400(400Z)

ゼニスのエルプリメロ

皆さんもよくご存知、「エルプリメロ」といえば、ゼニスが開発した有名なクロノグラフムーブメント。

かつてはロレックスデイトナやパネライ72番など、他社製品にも供給されていました。

そういったことから、「エルプリメロ」というムーブメントは、それ自体が大変価値のあるブランドとなっている印象も持つわけで、腕時計のムーブメントとしては最も有名な存在といっても過言ではないでしょう。

実際、デイトナ16520は200万円以上、パネライ72番も80万円以上という水準であるわけで、やはりエルプリメロは高いというイメージになるわけです。(ユーズド市場)
なお、ルイヴィトンのタンブール・エルプリメロなど、30万円代のものもあります。

しかし、本家であるこのゼニスを見てみると、中古のエルプリメロ搭載モデルの中には、それほど高くないものも存在し、安いものでは中古で20万円台で購入可能なモデルもあるわけです。

ゼニスのエルプリメロ

1969年に誕生したエルプリメロの特徴を忠実に再現したムーブメントが、このCal.400(改良版は400Z)です。

毎時36,000の高速振動、一枚岩のコラムホイールとボールベアリング式センターローターに基づいた老舗らしい伝統を大切にした作りです。

なおこの「400Z」は、4番車、ガンギ車、アンクル爪の形状が変更され、進化したものです。
ガンギとアンクルの噛み合いを改善するため、4番車の歯数は100から120歯に増え、対してガンギ歯は21歯から20歯に減らされ、ようやく400Zで「エルプリメロ」は完成に至ったと言えると思います。

現在のゼニスではこのエルプリメロをベースに、様々な機構・機能を搭載した名作が製造されています。

ポートロワイヤルVと私KAZUKI

カズキとポートロワイヤル

私KAZUKIとポートロワイヤルV。

この「ポートロワイヤルV」という腕時計は、2020年3月現在、中古市場では30万円台後半あたりで、購入できます。

ですが。。

オーバーホール費用はそれなりにいたします。(´;ω;`)(笑)

メーカーにオーバーホールを出すと、10万円は確実に超えます。
ですが、ほかの腕時計とのローテーション使用ですので、5年~7年ほどに一回の出費と考えると、さらに中古で30万円代で手に入れたとすれば、そこまで高い費用とは思わないのは、私だけでしょうか。

ゼニスのポートロワイヤル

私の腕周りは細いため、このポートロワイヤルVはなかなか大きなケースサイズですので、ラグが少し腕から出ます。

ですが、
腕に沿うようなケースデザインですので、腕馴染みはかなり良いのです。

重さも適度な重さですので、丸一日装着していても、装着感に違和感はありません。

ぜひ、
この年代のポートロワイヤル、良い点もかなりありますので、中古でご検討されてみてはいかがでしょうか。