高級機械式時計を自動車メーカーに例えてみた
- 2019.05.06
皆さん、こんにちは。
ウォッチ911の藤田です。
今日は、数ある高級時計のイメージを、自動車に例えてみましたので、
コーヒーでも片手に、適当に流し読んでみていただければうれしいです。
それぞれ、あくまで個人的な感想ですので、
なるほど程度でご覧ください。
時計好きはクルマ好き
腕時計好きに多いのが、クルマも好きという方々。
「マツダのロードスターに乗っている70年代のセイコー好きな方」や、
「ポルシェのボクスターに乗っているロレックスマニアの方」など、
非常に多くの例があります。
かくいう私も、大のクルマ好きな1人ですし、何より、店の名前にポルシェのコードネームを付けていますからね(笑
では、いってみましょう!
ロレックスとメルセデス・ベンツ
まずは、高級腕時計といえば誰もが知る、王道の「ロレックス」から。
ロレックスをクルマで例えると、これはもうほぼ異論のないかとは思いますが(笑、
そうです、「メルセデス・ベンツ」ですね!
ともに、業界をリードし続けるメーカーであり、さらに、世界中に名が通るブランドでもあります。
信頼性や品質も高い、”常にお客様を満足させる高級品を作る”ことができるメーカーです。
セイコーとトヨタ
次に、日本が世界へ誇る「セイコー」。
遊び心もあって誰でも買える価格帯の時計から、グランドセイコーに代表する高級モデルまで取り揃えたセイコーを自動車メーカーにたとえると、こちらも正解に名だたる国産の自動車メーカーである「トヨタ」でしょうか。
トヨタも、ヴィッツなどの低価格帯モデルから、クラウンやアルファードのロイヤルラウンジの高級車までラインナップし、86などのスポーツカーでクルマ好きの心も掴むあたりは、セイコーとかなり似ているんじゃないかなと思います。
ジャガールクルトとアストンマーチン
これは少々悩みましたが、老舗マニュファクチュールメーカーである「ジャガールクルト」をクルマでたとえると、イギリスのスーパーカーメーカー「アストンマーチン」でしょうか。
ともに、長い歴史をもち、クルマ・時計1つ1つを職人の手で組み上げ作るメーカーです。
ハンドメイドによる人の温かさも大切にしていますよね。
また、ともに美しいボディ(ケース)を持っています。
なおアストンマーチンは、過去のシグネットなどを除いてほぼ”スーパーカー”のみを作っているメーカーですが、ジャガールクルトは”スーパー”な複雑時計も多数生み出しつつ、実用的なモデルも多く、そういった面も持ち合わせています。
ウブロとフェラーリ
世界中にファンをもつ、スーパーカーの代名詞的存在である、「フェラーリ」。
近年はプラグインハイブリットなどの最新技術を取り入れつつ、斬新で美しいデザインとパワーで人々を魅了し続けています。
対して、同じく革新的な技術を多数取り入れつつ、伝統のデザインも守る、時計界の異端児「ウブロ」。
2005年から展開し、大人気を博している「ビッグバン」をシリーズを始め、伝統的な時計作りの技術と最先端のデザインをFUSION―融合―させることがウブロの哲学であり、コンセプトとなっています。
この2社にはそれぞれ、スーパーカー・高級時計というカテゴリーで常に先進性を持ち、攻める姿勢や、顧客層が似ている点(多くの著名人やスポーツ選手、セレブリティ、そして王室・王族の愛用者も多い)もあります。
ご覧頂き、有難う御座いました。
それでは、また。
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