アンティークチュードル(TUDOR)の買取価格と相場
- 2019.04.06
皆さん、こんにちは。
ウォッチ911の藤田です。
アンティークセイコーの買取相場、オールドインターの買取相場に続いて、
アンティーク時計でも人気の「チュードル(TUDOR)」の買取価格と相場をご紹介いたします。
アンティークチュードルのモデル別買取相場
1930年代、ロレックスが本社のあるイギリスでの拡販を目的とし、ディフュージョンブランドとして誕生した「TUDOR」。
ブランド名はイギリスの名門「チューダー家」からとり、その紋章であるバラをモチーフとしていて、デカバラなどの愛称もあります。
そんな、アンティークチュードルのモデル別買取価格と相場です。
サブマリーナ(SUBMARINER)
チュードルのサブマリーナは、ロレックスのサブマリーナと酷似しています。
その理由は、外装にロレックスと同じ部品を使っているからで、特に、ロレックスが誇る高い防水性をもつ“オイスターケース”をチュードルにも採用している点は大きな魅力です。
(1990年代以降は、ロレックスとの共用部品の使用を止め、チュードル専用の部品に切り替えています)
そんなサブマリーナですが、1990年代製造のものが多く、アンティークではなくヴィンテージモデルといえます。
また、竜頭や針など、すべてが純正のままである固体が少なく、真偽が難しいモデルでもあります。
買取価格:Ref.75090で200,000円~ Ref.79090で400,000円~
オイスター/オイスターデイト系(通称デカバラ)
サブマリーナより定番人気であり、アンティークチュードルでも不動の人気を誇る、12時位置の通称”デカバラ”が特徴のモデルです。
1960年代あたりに発売されていたモデルで、ロレックスと同じオイスターケース、王冠リューズ、ロレックスと刻印のある裏蓋など、アンティークチュードルならではのデザインが人気です。
このデカバラモデルも同様、すべてが純正パーツの固体は少なく、後年に針交換やダイヤルがリダンされている固体が多いのも事実です。
買取価格:40,000円~150,000円(コンディション・純正パーツの有無による)
アンティークチュードルのお買取は、ウォッチ911へ
以前まで、チュードルは日本で正規輸入がないブランドでしたが、
2018年の10/31より正規輸入を行うことが発表され、日本での正式な読み方は「チューダー」と決まりました。
次々とニューモデルの発表されるチューダーですが、これによって、アンティークチュードルの人気も上がっていくものと思われます。
古いTUDORのお買取相談は、機械式腕時計専門店「ウォッチ911」へ、ぜひ。

それでは、また。
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